熊本市内にもあった。イリコスープの人気店。 |
餃子屋さんに入るか否か迷ったが、結局取り止め、あらかじめ場所を確認していた「桂花ラーメン 本店」(熊本豚骨ラーメン)に行くも、既に閉店。あじゃ~(≧∇≦)
そこで、同行者の熊本在住のお知り合いお奨めの、煮干ラーメンの「にぼらや」に行くことにした。
歓楽街とアーケード商店街の境界エリアにあり、酔客、素面の客の両方を誘引可能な好立地?

カンターのみの縦長&幅狭店舗。
メニューを見て少々ビックリ。
基本の煮干ラーメンが735円!
今まで自分が食べた基本ラーメンの中で、恐らくは最高値。

「鰹節を入れましょうか?」を店員さんが尋ねられたが、まずは標準の状態での風味を確かめたいので、とりあえず丁重にお断りした。
スープをいただいてみる。
煮干の香りは僅かに感じられるもの、際立っているのは「柚子」の香り。
ふと見ると、スープの中に「柚子」が一切れ入っているではないか。
折角の煮干の香りが「柚子」にかき消されてしまったかな?
味は、煮干スープにしてはコクがあり、やや甘く感じられる。
コショウが掛けられいたのも、やや残念。
そして、ここで鰹節を入れる。
鰹節の香りが立ち込め、これはこれで悪くはないが、煮干の香りは完全にかき消されて、鰹節スープに変化したしまったことは否定できない。
チャーシューはヤワヤワで美味しい。
トッピングの水菜の苦味と食感が、良いアクセントになっている。
麺は中太の縮れ麺で、チュルチュル喉越しが良い。

自分「じゃお願いします。」
ご飯の量は相当少な目なので、小食の方も負担にならない量。
締めの雑炊(風)で満腹!
それにしてお人気があるお店のようだ。
入店して暫くすると一時期満席状態。
値段が高いのは難点だが、トータルでのまとまりは悪くなく、お酒の後の締めの一杯に最適!
にぼしらーめん にぼらや
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最終更新日07/11/18 |
しっかり作られた一品 |
結局お店にTELをして、場所を教えてもらった。
それでもなお、お店の前を通過するも、お店の存在に気付かずに、更にウロウロ。
最後は、スタッフがウロウロしている自分に気付かれたようで、お店の外に出られてお店に誘導してくださった。
手の掛かるお客だな~。

もうちょい目立つようにしとかんと、夜間に初めて訪問するには分かりにくい。

原則として、お客同士が向かい合うことは無く、全員が厨房方向に向いて座ることになる。
ただ、入口付近の窓辺の一部の席とカウンターには、向かい合って座る普通の席と、壁に向かって座るカンターもある。
入店時に注文&会計を済ませるシステム。
この日の夕方から既に3食目。
コッテリギトギトor強烈ニンニク臭のラーメンだったら頓死間違いなしだが、メニューを見てほっとした。
お~っこれは、もしかして「豚骨醤油」ではないか!↑
じゃあとばかりに、「玄啓流拉麺」を注文。
スタッフは3人で、お客は自分1人。
これは客席の様子を写真に収めるチャンス!
自分「ラーメンの写真撮って良いですか?」
店長?「どうぞ。」
自分「客席の写真撮っていいですか?」
店長?「どうぞ。」
さすが九州男児?(店長?が九州男児かどうか不明なので、いわば、勝手な思い込み。)余計なことはしゃべらない。

スープは、半透明で、油の層が厚く、浮遊物が多めで、ほんのり豚骨の香り、そしてマー油の香りがする。
いただくと、適度のコクはあるものの、しつこさは微塵もなく、旨みと微妙な甘味・苦味が複雑に絡みあって美味しい。
麺は細かく縮れた細麺で、食感は硬目でシコシコ。
表現が難しいが、(中華麺+パスタ+ソーメン)÷3=玄啓の麺、という表記が近いんじゃないだろうか??
チャーシューはトロトロでおいしい。その他の具は、キクラゲ・白髪ネギ・糸唐辛子。
しっかり手が掛けられた繊細なラーメン。
コッテリ派、アッサリ派を問わず、幅広い層のお客に受け入れられること間違いなし。
麺劇場玄啓
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最終更新日07/11/17 |
多目のニンニク油+コショウ |

お一人が女将で、もうお一人は従業員ということかな。

そのスープは白~黄土色の中間色で、濁りはあるものの、若干の透明感を残している。
口に含んでみると、粘度がほとんどなく、甘味の感じられるアッサリ目のスープ。
しかし「こだいこ」程ではないが、ニンニク油と思われるやや強めのニンニクの臭が邪魔している。。
スープの主張が強くないだけに、スープがニンニク臭に負けているような気がする。
コショウが掛けられているのも、余計な気がする。
本来、コショウはお客の好みで掛けるもの。
多目のニンニク油とコショウにより、本来のスープの旨みがスポイルされているのではないだろうか。
チャーシューはカット面が醤油色という、今までに見たことの無い色合い。
やや硬めで醤油ダレの味が滲み込んでいるが、やっぱりコショウが邪魔している。
中太ストレートの自家製麺は、半スケルトンで、中華麺とパスタを足して2で割ったような独特の食感。
それにしても、ニンニク臭が抑えられ、コショウが掛けてなかったらと思うと、本当にもったいないなー。

天和ラーメン
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最終更新日07/11/16 |
意外に高かったラーメンの値段 |
ちょっと意外だったのは、九州のラーメンは、値段が安いというイメージを持っていたが、今回の熊本遠征で実食のラーメン4食は、全て600円以上。
わずか4店の訪店なので、軽々に熊本のラーメン店が高い・安いなどとは言えないのかも知れないが、それにしても、ワンコインで食べられるラーメン店に出会えなかったのは紛れも無い事実。
元祖熊本ラーメン |

左手に餃子店(餃子の紅丸紅丸 栄通り店)、右手には花屋さんに挟まれた狭い通路の奥にある。
「こだいこ」の回転看板が目印。
こだいこラーメン(あっさり)650円を注文。
こだいこラーメン(こってり)680円との違いは、「こってり」には「豚の頭」から抽出した脂が入っているが、「あっさり」には入っていないとのこと。

スープの臭いを嗅ぐと、まずは豚骨の香り、次いでニンニク油からと思われる、かなり強目のニンニクの香りがドドーン。
豚の頭を煮込んだという、粘度のあるスープは、適度なコッテリ感、旨みを備えている。
硬目指定した自家製の卵麺の細ストレートは、シコシコ好食感だ。
チャーシューは柔らかくやや薄目の味付け。
スープが強烈だけに、これ位の薄目の味付けの方が良いかも。
しかし、強目のニンニクの臭いには、後半やや苦戦。
ニンニクは嫌いではないのだが、それにしても臭いがきつかった。

元祖熊本ラーメンこだいこ
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最終更新日07/11/15 |
2007年11月18日 | ラーメン/熊本県 | コメント(2)