広島市中区新店巡り(4) |

醤油豚骨ラーメン600円をカタメン&マー油(こがしニンニク油)掛けで注文。
入れていただく香味油は、お客さんの好みにより、ネギ油(焦がしネギ油)かマー油の何れかを選択出来る。
勿論、香味油抜きも指定可能なはずだ。
広島ラーメン(豚骨醤油)と熊本ラーメン(マー油)の融合体と云っていだろう。
別の言い方をすれば、広島ラーメンに一工夫した派生系のNEW広島ラーメンかな。

更に焦がしニンニクチップも同時投入されており、その焦がしニンニクチップが発信源なのだろうか?スープを啜ると強烈な苦味に襲われる。
間違いなく、過去にいただいたマー油の中で最も苦味が強く、恐らくは万人に受け入れられるのは難しいのではないだろうか。
取り分け、お子様や女性の方には不向きかも知れない。
通常苦味のあるマー油でも豚骨スープと混ざるとなぜか苦味が和らぐものだが、このマー油にはそんなことは通用しない。
食べ始めは強烈な苦味にやや違和感を覚えたが、食べ進むに連れて段々とその苦味に慣れてきたのだろうか?後半は、その違和感はどっかに吹き飛んでしまった。
違いの分かる男向けのハードボイルド系マー油だ。
強烈なマー油のパワーによりスープの存在感は薄れてしまったというより、陰に隠れたしまったが、ダシ感がやや薄目のコッサリ系スープで、マー油のみならず背油も投入されているようだ。

チャーシューはハムっぽい噛み応えがありながら筋っぽさは見当たらず、美味しかった。
とにもかくにもそのインパクトは最大級。
ネギ油を入れていただいたら、どんなラーメンになるのだろう?チャンスがあったら再訪してみたい。
【追記】
店名について店長らしき方に確認したところ「藤原ラーメン 本通店」ということだったが、ばくだん屋のwebサイトには「藤原ラーメン本通り西店」と記載されている。(2010/1/26現在会社概要の項に記載)
どちらが正しいのかは未確認なので悪しからず。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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藤原ラーメン 本通西店
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広島市中区新店巡り(3) |

確かこの場所には別のラーメン屋さんがあった筈だが、その時は雰囲気的にお店に入る勇気が無かったが、幻霜らーめんは良い感じの雰囲気を醸し出していたので入店には迷いは無かった。
店内はほぼ満席で熱気がムンムン。
まず最初に紙お絞り&冷たいハーブティー?が出されるのは嬉しい。
何気にメニューを見ているとラーメンの大盛りはお値段そのまま&ご飯は無料でお替わり自由と記載してある。
そうか、この太っ腹サービスも人気の理由のひとつかもね。
幻霜並らーめん600円をカタメンで注文するも、オーダーミスだろう幻霜らーめん750円が出されて来た。
心の広い自分は、この程度のことは全く気にならないし、何も言わずそのままいただくことにした。

豚骨臭は微弱で、粘度は微妙に高目、雑味感が少なくまぁまぁ美味しいスープだ。
ただ、冷たいチャーシューが4枚トッピングされたせいだろうか、ややスープが冷め気味なのは残念。

しっかりとコシがあってスープとの絡みも良い美味しい麺だ。
チャーシューは、柔らかくて美味しいとは思うけど、脂身が多目なのは気になる。
幻霜並らーめんだったら600円。しかも前述の通り大盛りは追加料金なしで、ご飯もお替り自由で無料。
これはかなりのお得度ではないだろうか。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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豚骨醤油 幻霜らーめん(ゲンソウラーメン)
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広島市中区新店巡り(2) |

メニューを見ると、「かけラーメン」をいただくためには「サービスランチセット」を注文するしか選択しがないが、麺友ムギバヤさんの情報によると「かけラーメン単品」でも注文可能とのこと。
ということで「かけラーメン」450円をカタメンで実食することにした。

しかも、エグミとか雑味の無い、鶏がらと魚介の良いとこ取り的なスープ。
中国山椒のピリピリした辛味が舌先に残余していたにも関わらず、その辛味を覆い尽くしてしまうが如く、強くて良質な美味しさで、Wスープの最高峰と云っても過言ではないだろう。
麺はビロビロ&ムチーとしてコシの強く食感が抜群。

ところで、「お冷」にレモンか何かの柑橘系の香り付けがしてあるみたい。
こういう香り付けは賛否はあると思うけど、個人的にはさり気無い心配りって感じがして良いと思う。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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中華そば 國松
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広島市中区新店巡り(1) |

汁なし担々麺580円を辛さ2倍で注文する。
なお、温麺のみで冷やし麺は用意されていないそうだ。
麺のコシを楽しむなら断然冷やし麺なので、今後投入されることを希望する。

この辛味のバランスは、自分の勝手な思い込みの中では、汁なし坦々麺における辛味成分のドンピシャの黄金比率。
辛味成分以外には、すりゴマが多目に入っており、その甘味と香りも後から追いかけてくる。
ただ、これ以上ゴマの存在感が強くなると、折角の辛味バランスをスポイルしてしまう様な気がする。
ギリギリOKのすりゴマの分量といったところだろう。
何れにしても、上品で個性もキラリと光る美味しいタレだ。

最後にはタレや肉味噌が丼底に残るのだが(特にタレが多く残る)これを白ご飯に掛けていただくと、どんなにか美味しいことだろう。
研究され(多分)、尚且つ丁寧に作られた美味しい汁なし担々麺には、店主の人柄が投影されているような気さえした。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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中華そば 國松
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まぜそばのぶち(もの凄く)辛い!はホンマにぶち辛い! |

店内の照明の明るさは抑え気味で、何となく居酒屋チックな雰囲気。
清掃はキッチリされているようで、こざっぱりしている。
お冷と一緒に紙お絞りが出てくるのは○。
感心したのは、お若い女性接客係の接客ぶりだ。
ドジな自分はお水をこぼしてしまったのだが、その時の親切なお客目線での対応は、接客マニュアル遂行とかそういうんじゃなくて、接客係の方が持ち合わせている素晴らしい人間性があらわになった様に思えた。

自分「さんや特製まぜそば・温麺(通常価格650円のところさんやのWebサイトのクーポン券提示により600円)って辛さの指定が出来るんですよね?」
接客スタッフ「はい、出来ますよ」
自分「じゃ~辛さ最高MAXでお願いします!」
接客スタッフ「!・・・・・・・・・・・」
自分「MAXの辛さをいただくと死んじゃいますかね?」
接客スタッフ「大丈夫だと思いますけど・・・・・」
接客スタッフの方がメニューを開いて、広島つけ麺の辛さの解説が記載してあるページを指差しながら「(広島)つけ麺で云うとこの辛さ(5辛・ぶち辛い!)に相当しますけど・・・・」
自分「死んじゃいますかね?」
接客スタッフ「大丈夫だと思いますけど・・・・・」
自分「よっしゃ、行ってみましょう!やっぱり辛さMAXでお願いします」
接客スタッフ「承知いたしました」

麺は平打ちで、何となく稲庭うどん系の乾麺っぽさがあるのは、ちょいと微妙だが、とはいえ適度なモッチリ感は備わっており、タレとの絡みが良い。
タレははかなり辛目、いや、相当辛目で、タレを麺をマゼマゼしている時点で、ツーンと鼻腔に微妙な辛味の刺激臭を感じる(気のせいかも)位だった。
もはや、麺を啜ることは諦め、噛み砕く様なイメージで喉に負担を掛けない様にいただいた。
味の99%が辛味成分の様な気がしたが、それでも、ただ辛いだけではなく、僅かに魚介系の旨味も感じ取れた。
麺、具を完食した時に丼底に残る、ほとんどが辛味成分と思われるのドロドロ高粘度の「タレ」。
このままスルーして席を立つべきが、それとも完飲すべきか、数秒間迷ったが、次の瞬間には大英断し、一気に完飲した。
意地の完飲じゃ。
【エピローグ】
厨房のスタッフ「(辛さは)大丈夫でしたか?」
自分「限界ですね。麺を啜ると咽そうだったので、麺を啜れませんでした(額に大汗を掻きながら)」
厨房のスタッフ「まだまだ辛く出来ますよ(ニコニコ)。あめ(キャンディー)がありますので(お口直しに)どうぞ」
自分「ありがとうございます。舌が痺れて呂律が回りません(超大汗)」
接客スタッフのみならず、厨房スタッフの接客もお見事で、ある種の感動まで覚えた。
ラーメンや広島つけ麺にも期待しつつ、ぜひ再訪してみたいお店だ。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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らーめん さんや
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驚愕のお値段 |

セコ系ラヲタとしてはこれは押さえておかなければ!
パチンコテキサスの入り口辺りの一角に店を構える。
やはり100円効果は絶大なのか?それでなくても狭い店内はお客さんで溢れ、文字「通り芋の子を洗う」と云った状態でごった返している。
とりあえず券売機で100円ラーメンのチケットを購入し、席が空くのを待つ。
程なく席が空いたので、チケットを店員さんに渡しカウンター席に座る。
暫くするとラーメンがカウンター上に運ばれてきた。

麺は細直だが余りに忙しそうだったので、カタメン指定を遠慮したら案の定柔らか目だった。

失礼な書き方かも知れないが、手抜き的なラーメンではなく、ラーメン店がまじめに作ったラーメンって感じの一杯だった。
お好み度(標準★5個/MAX★10個)※「総合」には再訪希望度等を加算の場合あり
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さぼてん白島店
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上品じゃ!この味は天山ならでは! |

麺友の皆さんと同行し、ブランボさんお奨めのねぎそば840円を注文。

自分的には、もうちょい味が濃くても良いが、これはこれでアリじゃな。
表面にザラツキのある細麺はスープとの相性が良く、コシ加減も良好。

なので、シンプルにスープと麺とネギのトリオを楽しむ一杯と思えば納得。
残ったスープに白ご飯を入れて、更に醤油をチョッピリ垂らしていただきたい。
天山ならではラーメンじゃ!一遍は食べてみる価値があると見た。
チャーニーズレストラン(Chinese Restaurant)天山(てんざん)
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※データは訪問時が基準です。また、データの正確性は保証いたしかねます。 |
ニンニク油との相性抜群のスープ |

かなりの田舎に住んでる自分がこんなことを書くのもなんじゃが、「遊山」もかなりの田舎にある。
しかし、人気店のようで、手狭な駐車場は一杯。

この立地で広島ラーメンが650円とはちょっと高いんじゃないかな。
マー油と言えば真っ黒な香味油をイメージするが、遊山のマー油は焦がしニンニクのペーストは混入されていないようで、琥珀色でにニンニクの香りが際立ったマー油に仕上がっている。
風味が良いし、滋味系の美味豚骨醤油スープとの相性が素晴らしい。

値段が高目なのはさておいて、味的には満足の一杯じゃった。
中華そば 遊山(ゆうざん)
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※データは訪問時が基準です。また、データの正確性は保証いたしかねます。 |
広島ご当地麺プチツアー(3) |

一玉で800円以上は当たり前の、激高料金設定がまかり通っている。
そんな広島つけ麺業界のバブリーな料金に、風穴を開けるかも知れないお店が登場した。

しかもお口直しの「杏仁豆腐」まで付いてくる。
麺はシコシコ硬めで、表面がザラザラした広島つけ麺の王道を行くタイプ。
キャベツはシャキシャキ新鮮。
チャーシューはしっとり感はないけど、ハムみたいで美味しい。

辛さは1~10倍の範囲で選択可能で、辛味を強くしても追加料金は発生しない。(自分は8辛で注文した)
麺を啜ると咽るので、噛む様にして麺をいただいた。食後は暫くの間唇がヒリヒリしていた。
辛いのが苦手な方は8倍は止めた方が良さそうだ。
しかし、再訪の折には10辛へのチャレンジを誓う自分がいた。

安かろう、不味かろうなんてこととは無縁の実に良く出来た広島つけ麺だ。
平気で1玉800円オーバーの値段設定をされている、お店の店主にも是非食べていただきたいつけ麺だ。
男性2人のスタッフの方も感じが良いし、応援したくなるようなお店だ。
ガンバ「辛路」!
辛路(からじ)
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※データは訪問時が基準です。また、データの正確性は保証いたしかねます。 |
呉冷麺にすれば良かった |

クーポンサイト「イーノ」にラーメン通常600円を100円割引のチケットがあったので寄ってみた。

背脂が浮き、ニンニク油の香りがするが、豚骨臭はしない。
麺はカタメン指定したが普通の固さ。

食べた後というか、たった今気付いた。
割引クーポンは「呉冷麺」でも使えたんだ。
シマッタ!一度も食べたこのない呉冷麺にすればよかった。
麺 MEN
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※データは訪問時が基準です。また、データの正確性は保証いたしかねます。 |
2010年01月26日 | ラーメン/広島市(東区・中区・南区・安佐北区) | コメント(0)