全てが不思議ワールドなお菓子 |

まず形だが、ご覧の通り、3つの筒状のトグロを巻いたかのような様相だが、この3つの筒状は分離しておらず、くっついている。
色合いは、焼き目が付いている部分はこげ茶色だが、焼き目の付いていない部分はウグイス色。
食感は、柔らかくて、そう、よく和菓子に使われている求肥(ぎゅうひ)と呼ばれる、柔らかいお餅のようなそれに近いが、ちょっとパンっぽいところもある。
パンっぱいが、パンのような気泡はなく、ぎっしり密度が高いし、表現が極めて困難な食感だ。
味はというと、最初に口にほおばった瞬間はほとんど味がしない。
あれ?と思い、噛み続けると不思議なことに徐々に甘味が出てくる。
糖分は多くは加えられていないようで、米粉、きな粉、ゴマ等の材料そのものの甘味がジワジワお口に中に広がっていく感じだ。
華やかさは無いが、「いぶし銀」のような独特の存在感のあるお菓子だ。
田布施地域交流館
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2007年03月28日 | お菓子/和菓子系 | コメント(0)