うどんのイリコ出汁のおつゆとは一線を画するイリコスープ |

二度あることは三度あるという先人の戒めもあるので、今回は電話で営業確認の上訪問した。
ということで、行きたい行きたいと思いつつも、前回の実食から足掛け2年のご無沙汰実食と相成った。
店内は相当煤けており、お世辞にも綺麗とは云えないのだが、そのことが昭和チックなレトロ感を生み出しているみたいで、むしろ居心地が良い位に思えてしまうから不思議だ。
注文は勿論「中華そば」530円じゃ。

う~ん良い香りじゃ。一口スープをいただけば、お口の中が擬似瀬戸内海状態。
ク~ッ、イリコの味と香りが五臓六腑に染み渡る~。
麺はカタメン指定していないけど、しっかりカタメンに茹でられている。
それにしてもしっかりした強い麺で、食感の良さはピカイチ。

イリコスープと聞いて「うどんのツユみたいなんじゃないの?」って思われるかも知れないが、ここたちばなや食堂のスープは、通常のうどんのおつゆとは明らかに一線を画する。
スープ上を覆い尽くす油はうどんのつゆには見られないものであり、油パワーの賜物なのだろうか、独特のダシ感の濃さと深さがある。
チャーシューの塩辛かった点以外は、文句なしの満足の一杯じゃったわい。
たちばなや食堂
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2009年12月19日 | ラーメン/周防大島町 | コメント(4)