福岡県豚骨実食ツアー~2010年師走編~(1) |

しかも足はJR利用で、JR門司駅から歩きでお伺いしたので、休日ショックは倍化(笑)
時は流れ、自業自得で辛酸を舐めることとなった、悔恨の休日訪問から2年弱が経過。
ついに、再訪チャレンジのチャンスが巡って来た。
今回は験担ぎもあって、JR利用は避け我が愛車で訪問。
前回の空訪問時に、駐車場が2台分しかないことを確認していたので、シャッター訪問。
そして、11:30ジャストに暖簾が出て開店。
ラーメン(バリカタ)500円を注文。

もの静かな店主の、ラーメンへの静かなる強い情熱がメラメラと伝わってくる。
スープは柄杓で掬い、一気にではなく、少しずつ丁寧にザルを通して濾される。
そして、スープは数回に分けてタップリと注がれる。
麺は羽釜で茹で、平ざるで麺揚げをするというオールドスタイル。
湯切りは丹念に何度何度も繰り返される。
麺を2つの丼に分けられるのだが、一旦分けた麺を、少しずつ麺を箸で摘んで、数回に亘り丼間を移動(笑)
そう、麺の量が平等になるように微細な調整をされているのだ。
トッピングの置き方も慎重且つ丁寧。
ネギ、チャーシュー、海苔のポジションが決まっていて、更に、ネギ、チャーシュー、海苔の設置「角度」にも店主なりの決まりがあるようだ(多分)

折角店主が丹精を込めて作られたラーメンなのに、接客係りの方のラーメンの扱いが「ぞんざい」(笑)
ラーメン丼をドン!とテーブルに置かれたので、折角のスープがちょっとばかしこぼれてしまった(汗)
しかも、自分のラーメンだけじゃなく、同行者のラーメンスープもちょいとこぼれた(爆)
そしてそのお味は・・・・・!
麺は中太ストレートで、しっかりとバリカタ仕様ながら、モッチリ感も併せ持つ旨強腰麺。
スープはコッサリど真ん中のコク加減で、微豚骨臭やや油多目のナチュラル甘旨癖なし滋味系エブリバディOKタイプ。
チャーシューは、スライスはかなり薄いけど食感柔らか&薄味旨系。
ラーメンの味もさることながら、店主のラーメンに対するハイパワーパッションと拘りがビンビン伝わり、妙に嬉かったし、また訪れてみたい!そう思わせてくる一麺と店主じゃった。
久留米ラーメン専門店 圭順(けいじゅん)
|
スポンサーサイト
2010年12月20日 | ラーメン/福岡県 | コメント(4)