辛さが物足りない |

早速訪問し、ここはいきなりの変化球攻撃で、「冷やし麺」ではなく、「辛冷やし麺」700円を注文する。

冷たいものはより冷たくの精神が、見事に浸透しているようじゃ。
極細ストレート麺はかなり固目で、なんちゅーてもシコシコ食感が良い。
カタメン志向の自分には、ドンピシャのアルデンテ状態。
ただ、ちょっとダマになっていて、解しながらいただくことになってしまったのは、ちょいとばかし残念。
ダシはありがちな普通の冷麺のタレに、ラー油系の辛味を加えたような感じ。
自分が堪えられるマックス限界の辛さを10とすれば、3位の辛さかな。まだまだ余裕のヨッチャン。
目の下に若干汗を掻き、食後5分間位唇が微妙に痺れる程度。
店長に確認すると辛さUPのオーダーは可能とのこと。
辛い物が好きな方だったら、デフォの2倍位は全く問題だろう。
トッピングはチャーシュー、キャベツ、キュウリ、もやし、ネギ、海苔、味玉、ミニトマト、ゴマ。
見た目的にも彩が良く如何にも美味しそう。
チャーシューはバーナーで炙ってた。
この一手間が嬉しいのだが、その食感はチャーシューというより、「豚冷しゃぶ」みたいに、湯通しした豚肉を氷水で冷やしたかのよう。
こういうタイプが好きな人もいるだろうが、やっぱ箸で解すとバラけてしまうトロトロのチャーシューの方が好みだ。

紅ショウガを加えることにより涼感がUPし、ゴマを加えることにより風味がUP。
高菜漬けは単純に自分が好きなので加えてみたが、その特有の香りが涼感をスポイルしてしまう恐れもあるので、気になる方は控えた方が良いかも。
冷やし麺の名にたがわぬ涼しげな一杯。
ただ、辛さの物足りなさは如何ともしがたい。
頭に「辛」の文字が付いていると、それなりの辛さを期待するのが人の常。
出来れば辛冷やし麺のお品書きに、例えば1辛、2辛、3辛指定可能っていうことを表記しておけば、初めてのお客さんにも目安になるんじゃないかな。
麺や 隆景(たかかげ)(2008年7月閉店)
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最終更新日08/08/21 |
2008年07月06日 | ラーメン/光市(魚介・Wスープ、・その他) | コメント(0)